• 国史跡
  • 年中無休
  • 所要約30分
  • 自由見学

宗太夫坑 江戸金山絵巻コース

国史跡「宗太夫坑」は江戸時代の初期に開削された手掘り坑道です。佐渡金山最大の鉱脈「青盤脈」の西端に当り、坑道は大型で、江戸時代の採掘の特徴である「将棋の駒形」の坑道、斜坑、小型の探索坑道、空気を入れる為の煙穴などが数多く残されています。

20名以上の団体のみ、個人予約不要

 

画像に関連した400年以上前の手掘り坑道に、「佐渡金山絵巻」に描かれている採掘作業の様子を忠実に再現しています。

「山師」と呼ばれる採掘のエキスパート達は、採掘作業を細分化して効率よく金銀採掘をしていました。

01

水上輪

開山から90年足らずで、坑道は海水面以下までに達した為、「宗太夫坑」では常に排水作業が必要であり、水との闘いの連続であった。

水上輪と呼ばれる木製の機械を使い、排水作業を行った。

02

採掘現場

採掘現場の様子。鏨(たがね)と槌(つち)と呼ばれる道具で固い岩盤を掘り進んだ。採掘作業を行うのは金穿大工(かなほりだいく)と呼ばれる技術者で、金生産の最前線を担う花形のポジションであった。

03

間切改(けんぎりあらため)

間切改(けんぎりあらため)の様子。坑道が発注した仕様通りに掘られているか、どれだけ掘り進んだか等の検査を受けている所。頭に付けているのが「てへん」と呼ばれる紙の「こより」を固く編んで作った安全帽で、役職の者だけに許されていた。

04

やわらぎ

江戸時代から伝わる、金山独自の神事芸「やわらぎ」。山の神の心を「なごめ」、「やわらげる」と共に、硬い岩盤に「やわらぎ」を求めて祈る意味に由来しているといわれている。

ご注意

※年中無休 自由見学 所要時間40分

※坑道内は10度前後です。お召し物にはご注意ください。

※階段が190段ございます(手摺有り)。

※坑道内は暗くて狭いので、ゆっくりお進みください。

※車椅子の方は見学できません。

よくあるご質問

宗太夫坑の最終入場時間を教えてください。

17時(11~3月16時30分)です。

何時まで見学できますか?

17時30分(11~3月17時)には売店を含む全ての施設を閉館致します。

宗太夫坑を見た後に、道遊坑の割引はできますか?

当日に限り、2コース目をご利用頂くと割引が適用され、通常料金から大人500円、小人250円引きになります。

例)宗太夫坑見学後、道遊坑坑見学の料金は大人1000円-500円=500円

※受付で購入済のチケットを提示ください。

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